東林寺 位牌堂|供養空間・位牌壇の企画・設計・製作
東林寺 位牌堂(往生堂・延生祈福堂)
各堂 約150㎡
花梨材製・摺り漆仕上げ
金メッキ仕上げ金具
家族壇:彫刻欄間・蓮華装飾・内部純金箔押し
各壇内部 LED照明付
現地調査・空間設計・3D設計・CAD製作図対応
大規模位牌奉安システム
中国・江西省廬山 東林寺
2023年12月 完成
供養空間・位牌堂 オーダーメイド製作
本事業は、中国・江西省廬山の東林寺における大規模位牌堂の企画・設計・製作プロジェクトです。
位牌堂は「往生堂」と「延生祈福堂」の二堂から構成され、それぞれ約150㎡。往生堂では往生者を供養するための黒色系の位牌を、延生祈福堂では現世安穏・祈福のための朱色系の牌位を用い、それぞれの堂の役割に合わせた奉安空間を計画しました。
プロジェクトのご相談をいただいた後、まず設計担当者が現地を訪問し、堂内寸法をはじめ、柱・壁・出入口などの位置関係を詳細に採寸。あわせて、必要となる奉安数や位牌の種類、参拝時の動線、寺院側の実際の運用方法などについて確認を行いました。
現地調査の内容をもとに、往生堂・延生祈福堂それぞれの用途に合わせ、位牌壇の配置、家族用奉安区域、長期・短期奉安区域などを含めた空間全体の基本計画をご提案しました。
ご寺院との打ち合わせを重ね、基本計画がご要望に沿った内容となった段階で、完成後の空間を具体的にイメージしていただける高精細なCGパースを制作しました。
さらに、各位牌壇・家族壇・装飾部について3D設計を細部まで進め、寸法、意匠、材質、装飾金具、照明などを確認できる製品別3Dレンダリングを作成。最終仕様の確定後には、実際の製作に必要となるCAD製作図一式を作成し、それをもとに各部の製作を進めました。
現地調査・採寸から企画提案、CGパース、3D設計、CAD製作図、製作までを一連の工程として行うことで、大規模な位牌堂においても、完成後の空間イメージや奉安計画を事前に共有しながらプロジェクトを進めています。
各堂には、家族単位で奉安する家族用区域を168区画設けるほか、長期奉安区域には約3,600位、短期奉安区域には約1,000位を奉安できる構成としました。
さらに、月例の紙位牌については1万位以上を奉安できる大容量の区域を設けています。
多数の位牌を効率的に奉安しながらも、参拝時の視認性や動線、堂内全体の整然とした印象を損なわないよう、各区域の寸法・配置・通路幅などを総合的に計画しています。
位牌壇および各奉安設備の主要材には花梨材を使用し、表面は木地の質感を生かした摺り漆仕上げとしました。
装飾金具には金メッキ仕上げを施し、花梨材の落ち着いた色調と金色の装飾を組み合わせることで、寺院空間にふさわしい重厚で荘厳な意匠に仕上げています。
家族用奉安壇には彫刻を施した欄間と蓮華意匠を設け、内部には純金箔押しを施しました。また、各壇内部にはLED照明を組み込み、奉安された位牌を柔らかく照らすとともに、堂内全体の荘厳性を高めています。
日本国内の寺院様からのご相談にも対応しております。
位牌堂・位牌壇・納骨壇などについて、現地調査・採寸からご相談いただけます。堂内寸法や必要な奉安数、ご寺院の運用方法、ご希望の意匠などを確認したうえで、空間計画、CGパース、3D設計、CAD製作図の作成から製作・納品まで一貫して対応いたします。
既存建築との調和、参拝動線、収納計画、照明なども含め、それぞれの寺院様に合わせた特殊仕様・オーダーメイドの供養空間をご提案いたします。
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